室温で塗るだけ、焼成フリー金属ナノインクの金原研究室では、印刷エレクトロニクスに向けた溶液材料を研究しています。

実験装置

実験装置

下記実験装置を使いたい方は、お気軽に金原までご連絡下さい。

  • 合成用マシン達

金原研の研究の95%は配位子合成で決まります。なので、最も働き者な合成マシン達をまずは紹介しましょう。ボクは君たちが大好きだ~~

小合成
EYELA製、反応条件探索用のパラレル合成マシン。全部で3台保有。合成できる人間は金原含め、2名。試験管はガンガン使って、ガンガン捨てる。なんて贅沢・・・

 
大合成
皆さん、オイルバスのオイルが床にこぼれて、キュキュッと言うの、耐えられませんよね?で、特注で設計、作製してもらった大容量合成マシン。なんとアルミブロックで加熱しながら、上部ブロックで冷やして還流まで出来る優れもの。350℃の高温加熱もできる。反応容器まで特注。たまに水取りぞうさん(Dean-Stark)したいときだけ困る。

 
GCMS
GCMSと言えば、やっぱり島津。TLC代わりにGCMSを打ちまくる。打って、打って、打ちまくるッ!なんて贅沢・・・CI(化学イオン化)も付いているので、ありがちな「分子イオンピーク出ね~~!だが、なぜこんなに高沸点領域ッ!」を極限まで低減。

 
水の滴らないイイエバポ
水の滴らない、イイエバポ。冷却水を低温で流すと、特に夏場の結露が困りますよね?奥さん、カビが生えてる~~!を防止する、溶媒蒸気を-50℃でトラップし、かつ結露しない優れもの。実は岡山の会社製(テクノシグマ)。とっても良いので、岡山の経済のためにも皆さん、もっと買ってあげてください。

 
出番を下さい
HPLCポンプ2台と検出器などを組み合わせた、高圧連続合成装置。組んではみたモノの、マンパワーが足りなさ過ぎて、未だに出番がないので、炎の研究員K氏によって新年早々追いやられた可哀想なヤツ。出番を与えるのはキミかもしれないぞ・・・

うるぴゅあ
小松電子うるぴゅあ。いつでも最高のお水を頂ける、女神様のような、妖精の泉のようなマシン。出水量をコントロールできるし、水が出るのは早いし、一度これ使ったらもう他のマシン(ミリ○とか)は使えない、そのくらいクオリティーの高い、北陸石川県は小松市で作られた、国産の意地を感じる、剛力彩芽さんのようなマシン。

 
3兄弟
遠心3兄弟。末っ子はスクリーニングから、GCMSのちょっと入った粉末を落としたいときとか、大活躍。次男は15、50、250 mLを臨機応変に落とす、オールマイティーなまさに次男のようなマシン。長兄はスゴイ、ナノ粒子溶液を延々と飲み込み続け、クリアになった上澄みだけを連続で、とにかく連続で文句も言わず腹一杯に固形分が貯まるまでキレイにする、准工業マシン。キミのおかげで、我が研究室は日産Kgにも届きそうな、研究室レベルのナノ粒子合成では通常あり得ないほどの大量合成ができるのだ。


  • ナノ粒子分析用マシン達

ナノ粒子分析に大活躍のマシン達。普段の実験で困ることはまずないレベルに、最近やっと装置が充実してきました。

FE-SEM
日立ハイテクS-5200。世界最高レベルの分解能(0.5 nm)を誇る、ものすんごいFE-SEM。もちろんPC制御で画像もデジタル処理。ありがたや~ありがたや~。このFE-SEMはインレンズ方式、レンズの中にサンプルをつっこむ方式なので、大きなサンプルは観察できない反面、分解能はフツーのFE-SEMとは比較にならないほど高い、なんでこんなスゲーマシンがゲットできたの?と夜中に嬉しくて起きる(子供か)くらいのレベルの、ホントにヤバイくらい凄いマシン。透過検出器付きで、同視野のSEM像とSTEM像が同時に撮れる。ものすごく便利。感動するレベル。本機の登場により、低加速TEMは完全に不要になりました。
 

XRD
PANalytical製粉末X線回折装置。普通の結晶領域では、高速検出器で迅速測定が可能。さらには小角散乱用の平行ビームをつくり出す多層膜ミラーを装備、ナノ粒子の粒径および分散を即時に測定できる、ものすごい頼りになるヤツ。従来のレーザーを用いる散乱では測定できない、数nm程度のサイズが最も得意な、ナノ粒子のためのマシン。しかし、溶液を入れるキャピラリー、ドイツ製しか無いのよね。マシンもオランダ製だし、ヨーロッパの物づくりってやっぱりスゲーな・・・って実感するマシン。
 

IRとUV
IR(左)は、ATRプリズム搭載で、プリズムの上にサンプルを載せるだけ、KBrでごりごりやってうわー、濃すぎ、ケインコスギ!とか負け惜しみのギャグを言わなくて良い、使いやすいマシン。UV-Vis(右)は、有機物からナノ粒子測定まで、分析機器中最も使用頻度の高いマシン。近赤外領域までとれるマシン買おうか?ドキッ


  • ナノ粒子塗布膜作製&評価のマシン達

正直あんまり使わないけど、無くてはならない、そういうマシン達。

オッゾン
強い紫外線と、酸素からつくり出したオゾンの相乗効果によって、ガラスを超親水化させたり、キレイにしたりするマシン。レーザープリンターの臭いってそうなんだ~、って初めて分かる、分かるヒトには分かるマシン。

かけてみろやー
絵画やプラモデルでも使うらしい、エアブラシセット。ウチでは、ナノ粒子インクを吹き付けて均一な膜を作るためのマシン。オールプラスチック製のエアブラシをご存じの方、教えてください。
 

アナログが一番よね
スピンコーター。高速で基板を回転させて、均一な塗膜をつくるためのマシン。ツマミを調節するだけ、大学時代にトリ頭と言われたボクでも使い方を忘れない、そんなトリの味方なマシン。
 

Dip
SDI製ナノディップコーター。秒速ウンnmの、超低速からそれなりの速度まで、一定速度で基板を溶液中から引き上げ、均一な塗膜を作製する装置。結晶化に用いても面白いと思われる。ごっついアクリルケース中、真空でも作業できる。
 

4端子
4端子抵抗測定器、ロレスタGP。ホームセンターのテスターでも良いのです。でも、物理のヒトは接触抵抗を差し引いた、真の抵抗を求めるモノと、物理のヒトに確かめもせず、化学者の思いこみで購入したマシン。だがしかし、4端子プローブを当てるだけで、シート抵抗から体積抵抗率まで、一瞬で測定できる、ものすごく便利なマシン。

まくあつ
触針式段差計(小坂研究所)。針の圧力を変化させて、堅いモノから柔らかいモノまで、サブnmスケールの精密さで塗膜の厚さを測定するマシン。デバイスの方にお使い頂いた方が、装置も喜ぶと思うんです。使ってください。どなたか。
 

チタン削りだし
超音波分散器(ヒールッシャー製)。チタン削りだしボディにエッペンチューブを立てると、常に均一な強度の超音波を照射できる、他ではみたことがないマシン。ドイツ製でありながら、良いチタンを求めて世界中を探しに探し、結局日本製チタンに行き着いたという、日本人の誇りを思い出させてくれる、プロジェクトXなヤツ。超音波洗浄器で、強いところを探してさまよい、見つかったと思ったら逃げられて・・・を完全に排除できる、超音波難民には是非使っていただきたいマシン。
 
画像の説明
兄弟の超音波分散器。チタン合金プローブを溶液に浸してスイッチオン、強力な超音波が溶液に均一に照射されて、いろんな材料を分散できるマシン。アニキがデジタルで、弟がアナログ。ボクは弟の方が好きだな。ウチで開発した裏技、ろ過時にロートに突っ込んで弱く照射すると、あら不思議、目詰まりせずにスムーズにろ過できる!ろ過って、大変ですよね。ウチではあの惨事をドモホルンリンクルと呼び、文科省の監査よりも恐れている訳だが、それでもウチのかーちゃんよりは恐くないね。

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